山と家族

元JW2世が過去を消化する記録

断絶して約30年経った今何をするのか

物心ついた頃からエホバの証人だった(正しくはエホバの証人という生きる道しかなかった)私は「断絶」という手段を選んでエホバの証人を辞めて約30年経った。

そして今、

未信者だった70歳過ぎの父から手紙が届いた。

これから神権学校に入り、行く末はバプテスマをうけ献身したいが、そうすると断絶した娘を見捨てることになる、生き別れになるから、エホバの証人に戻ると決意して電話してほしい。と綴られている。

 

今までエホバの証人(JW)だった自分の過去は映像のように思い出していた。でもそのときの自分の気持ちには向き合えなかった。

あまりにも苦しくなるから。

だからずっと封印して考えないようにしていたが、父のことでついにしっかり思い出して自分なりに向き合って消化したいと思う。

そうすれば自分の気持ちをきちんと父へ伝えられると思ったんだ。

 

それと、昨年夏に乳癌で手術と放射線治療を受けた。現在もホルモン療法で薬を服用している。はたと自分の命は有限だって思い出した。

もしかしたら親よりも先に死ぬかも。だからずっと先送りにしていた宿題のようなこのことをやり切ろうと決意した。

 

今から封印せず、思い出される過去はありのままに、垂れ流し状態で思い出そう。

過去とその時の小さい時の自分の感情を大人になった私が受け止めよう。

大丈夫だよ私。

頑張れ私。

今までのように自分を信じて、これもやり切れると自分を信じて。

と同時に文章にして残していこうと思う。